ネパールで購入したタンカ 曼荼羅

学生時代にネパールを旅行した際に購入したタンカです。タンカ（Thangka）はチベット仏教で用いられる「仏画」の総称です。タンカに描かれる如来や菩薩などの尊像は、密教の儀式や規則を記した「儀軌（ぎき）」という経典にその容姿や身体の色、持っている法具などが厳格に定められています。例えば阿弥陀如来の身体の色は赤、大日如来は白、薬師如来は青というふうにです。描かれた尊像をありありと心に浮かべ観想を行ったり、尊像と自らの合一を目的とする特殊な修行を行ったり、タンカは「悟り」へと向かう手助けとして必要とされています。二ヵ月程カトマンドゥに滞在し色々と教わり購入しました。岩絵具をつかって人物も紋様も細密に描かれておりとても貴重な品物です。描かれている線の細さ、細密さはなかなかないと思います。帰国して画材屋で額装し、以来20年ほど飾ってきました。とても思い入れのあるものですので、大事にしてくださる方にお譲りしたいと思います。46cm x56cm #チベット #ネパール #仏教美術 #東洋美術 #曼荼羅 #仏画 #アンティーク #民藝 #古民具 #コンランショップ

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